ウェイトをドンドン重くすると･･･

マシンのウェイトをドンドン重くしていくとどうなるか？楽しくて～体を壊すまで上げてしまいます。私がそうでした！体重：55kgの人がベンチプレスで90kg（200lb）を上げられるとしても、最大ウェイトは体重×1.5 程度に抑えたトレーニングを、お薦めします。
毎回マックス・ウェイトでトレーニングすると、骨・関節・軟骨には物理的に90kgの負荷が掛かっている事になります。いくら鍛えても骨・関節・軟骨は、強くも、硬くも、太くもならないのです。重量挙げ選手やボディビルダーの老後は若い時の無茶が祟り、かなり辛い日々を送っているのではなのではないでしょうか。トレーニング方法にもよりますが…心配でなりません。

筋トレでウェイトを上げれば上げる程、骨・関節・軟骨を痛める可能性が増えます。若ければ自然治癒能力も高く、気にならないレベルかもしれませんが、無茶を続けた結果は5・10・20年後に、関節痛の様になって現れます。よって、筋トレは、筋力を増強しても、骨・関節（致命的）・軟骨は痛めないトレーニング方法が望ましいのです。

痩せ型/標準体型/ゴリマッチョ体型にかかわらず、骨・関節・軟骨の強さ・硬さは鍛えても変わりません。ゴリマッチョ体型の人が、標準体型の2倍の筋肉があったとしても、骨の太さ・強さ・硬さが2倍とは決してなりません。極論は、如何に軽いウェイトで、筋肉への負荷を高めるか！これこそが体を壊さない筋力増強トレーニングの極意です。これは、私が幾度の怪我を体験してから、実感しました。もちろん、健康体にも有効な、体を壊さない安全なトレーニング方法です。

※余談：マシンと TV 画面が一体で、TV 画面が会員を指導する某フィットネスのマシン、会員がマシンに使われている感じがして不愉快･･･しかも画面からのアドバイスも不適切な素人レベルでガッカリでした。一体、誰向けのプログラムなのでしょう？これこそ指導員のレベルの低さを露呈しているようなものです。会員と TV ではなく、会員と指導員による人と人の指導に勝るもの無し！
プログラムだと「顔色、悪いですね？」や「体調、悪そうですね？」なんて気が利いた事は不可能です！もし TV 付きマシンを継続する方針なら、再プログラミングして頂きたいものです･･･ご指導しましょうか？